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第44回 〜上手に「病院」とつきあう方法〜


聞きたいことは、きちんと聞こう

体調が悪くなると、何かと心細くなりあれやこれやと心配事が出てきます。しかし、いざ病院に行ったとき、医者に自分の症状を説明したり、あるいは質問をしたりすることが、なかなか難しいという方が多くおられます。

「医師の説明がよくわからない」「診察時に医師からは何も言われなかったが、日常生活で注意することはないのだろうか?」等々、いろいろな不安や疑問が出てくることでしょう。

基本的には病気や治療に関する疑問は、主治医に質問して十分な説明を求めることが大切です。なぜならば、治療を行っている医師以外には応えることができないことが多いからなのです。

しかし、患者さんのなかには「こんなことを聞いてよいのだろうか?」と遠慮をしたり、また、「先生の前に座ると、緊張をしてしまい、質問もできず、説明もしてもらったが難しくて結局よくわからなかった」と当惑する人もいるようです。

医師に質問をしづらい、言いたいことを言いづらい・・・そんな苦手を克服するにはどうすればよいのかを考えてみましょう。

● 疑問点を整理しておきましょう(メモの活用)
季節のお便り

医師に上手に説明できないと言う人は診察の前に、何が疑問なのか?何が不安なのか?を整理しておくようにしましょう。

例えば、「食事をしなかった時でも薬は服用してもいいのか?」「A病院でこの疾患の治療を受けており○○という薬を服用しているが、新しく処方される薬との飲み合わせは大丈夫か?」など、知りたいこと、聞いておきたいことをあらかじめメモに書き出しておくと安心です。

そうすれば緊張して質問すべきことを忘れてしまっても、いざとなればそのメモを医師に読んでもらうということもできるでしょう。

ただし、診察時の限られた時間にすべての質問に答えてもらうことは、実際には難しいこともあります。そのような時には早く解決したい疑問に印をつけておき、印がついているものから質問をしていくようにしましょう。

● 疑問や不安を抱えたままにしない

疑問点をあらかじめメモにまとめておく方法は、質問する患者側の気持に余裕をもたらし、質問をしやすくしてくれます。ただ、それでも医師に聞きにくいと思われる方は、看護師(あるいは医療相談員)にその旨を伝えておくというのも一つの方法です。看護師や医療相談員なら診察中に医師に質問するきっかけをつくることもできるからです。

いずれにせよ、主治医に質問しづらいからといって、疑問や不安を抱えたままでいることは良くありません。医師の判断を仰がずにいたために、治療効果が十分に上がらないということもありうるのです。

疑問や不安は抱えたままにせず、早い段階で質問をするように心がけ、きちんと治療を受けましょう。

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