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第30回 女性に多い頭痛って?

〜女性の慢性頭痛〜

女性に多い頭痛とは?
季節のお話

頻繁に頭が痛くなる、あまりの痛みに寝込むときだってある、あまりの痛みで嘔吐。やっとの思いで病院に行き、精密検査を受けても特に異常が見つからなかった・・・。こんな話をよく耳にしませんか?これが慢性頭痛です。
慢性頭痛は命に関わるような重大な症状ではありませんが、日常生活に支障をきたし困っている人も少なくありません。なかで20〜40歳代の女性に多いのが片頭痛。30歳代の女性では5人に1人がこの症状があるとされています。痛みが強く、吐き気を伴い身体を動かすと痛みを増すのが特徴です。片頭痛の痛みを引き起こす仕組みについては様々な説がありますが脳内の血流量を調節するセロトニンが急激に増減することがそもそもの原因であるとされています。

片頭痛が女性に多いのは女性ホルモンが影響するため。月経などで女性ホルモンのバランスが変わるとき、月経の1〜2日前から月経中に痛みを感じるとされています。(神奈川歯科大学付属横浜クリニック内科学講座の五十嵐教授による)また、片頭痛には遺伝的な要素もあり母親が片頭痛の場合、その子供が片頭痛になる確率は7割以上であるともされています。片頭痛にはいくつかの誘発因子がありますが、それが1つであれば痛みは現れにくいのですが、複数の誘発因子が重なったとき・・・「仕事で疲れたまま飲み会に参加し、タバコのにおいがひどい部屋で酒をグビグビ飲んだ」という時などに起こりやすいようです。
あなたの頭痛はどのタイプ?
種類
症状と原因
誘発因子
片頭痛
日常生活に支障が出るほどの痛みがある。動くと悪化するのが特徴。頻度は月に2〜3日から週1〜2日。脳内の血管が拡張し神経に炎症が起きて痛むという説が有力。 「ストレスがたまる」「ストレスからの解放」「肩凝り」が誘発因子となることが多い。空腹・寝すぎ・寝不足・酒・まぶしい光・人ごみ・騒音・月経周期・低気圧etc
拡張型頭痛
締め付けられるような痛みや重だるい痛み。毎日だらだらと続く。原因は方や首などの筋肉の凝りと精神的ストレス。 同じ姿勢での長時間作業、人間関係や仕事のストレスが引き金になる。ストレスが原因の場合は鎮痛剤はもちろん効かないので余計に心がどんより重くなる。
薬物乱用頭痛
朝方から頭全体がボワァーンと痛む。鎮痛剤を頻繁に飲み続けて脳がわずかな痛みにも敏感になっていることが原因。 なし
※他にも1年に1〜2ヶ月ほど、一定の期間だけ激しく痛む「群発頭痛」がある。
   これは男女比は10〜7対1と、圧倒的に男性に多い。

慢性頭痛はタイプによって対処法が異なります。頭痛を治したいと思ったら、まずは自分の頭痛の“正体”を知ることが大切。「いつ頭痛になりやすい?」「どのくらい続いた?」「頭のどの部分がどんな風に痛い?」「薬は効いた?どの薬が効いた?」「どんなときに痛む?」「生活にどんな風に影響した?」etcなどを記した『頭痛日記』といった記録をとることをお勧めします。

頭痛が起きたらどうすればいい?

季節のお話 『頭痛日記』をつけているとおのずと“頭痛の正体”がつかめたはず。
そこで誘発因子を生活から取り除く“予防”が大切です。
仕事などで無理が続いてホッと一息ついたときに頭痛が起こりやすいので疲れがたまる前に一息入れることも予防。そして空腹で低血糖になると血管が拡張するので食事をきちんととることも予防。休日の寝すぎや昼寝など長すぎる睡眠時間も血管が拡張するので、寝すぎと空腹が重なる状態を極力さけることも予防となります。

 また、緊張型頭痛はなるべく薬に頼らないようにすることが大切。軽い運動や入浴・アロマセラピーや音楽などでリラックスすると痛みが和らぎます。
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