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第20回 ゼラニウム Pelargonium graveolens

〜アロマなお話 その2 〜

その1どんな植物?

ゼラニウムは多年生の低木で、高さ1mに成長します。 南アフリカ原産で精油となるゼラニウムの生産地はレユニオン島とエジプトです。 アロマセラピーに使用される各種のゼラニウムの精油は、ペラルゴニウム属であり、葉に芳香や刺激臭がある栽培種から抽出されます。ゼラニウムの精油は、葉・茎・花から水蒸気蒸留法で抽出されます。

その2ゼラニウムってどんな香り?

染みとおるような甘いバラの香りにミントの香りを時々ほのめかす薄緑色の液体です。

その2ゼラニウムの特徴
心のバランスを保ちます
この香りには、リフレッシュと気分の高揚という2つの効果があり、「元気づけられる」という人もいれば「落ち着く」という人もいます。こうした理由からゼラニウムは「精神のバランスをとる」オイル(バランシングオイル)といわれ、気力の減退を穏やかに回復し、神経過敏で不安な人のストレスを軽減します。ゼラニウムは軽いうつ病、不安感、神経性の緊張、そのほかのストレスによる症状を緩和します。減退した気力を回復したい時、気分を高揚させたいときに利用すると良いでしょう。
【使い方】芳香浴,バスタイム,マッサージクリーム(オイル)
スキンケアと言えばゼラニウム
消毒、収斂、瘢痕形成作用(傷の治りを促進させる働き)を持つゼラニウムは、混合肌から脂性肌の人に適したスキンケア用品の優れた材料となり、市販されている製品にも多く使用されています。静脈が細くなりがちな肌の乾燥部分、にきびや一部の湿疹にも補助的なケアに役立ちます。
【使い方】スキントニックや手作り化粧水,バスタイム,マッサージクリーム(オイル)
PMS(月経前緊張症候群)と更年期に大いに役立つゼラニウム
PMSは月経の2週間前から2日前の間に起こる身体の変化であり、個人差はあるにせよ、この不快な症状に多くの女性が悩まされます。ゼラニウムはPMSの原因となる体液の停滞に作用するので、この時期にゼラニウムで芳香浴をしたり、湯船に入れてみたり、マッサージすることで症状を緩和することができるでしょう。また、気分を高揚させる香りが更年期の補足治療として役立つことは周知の事実。若年の更年期に悩まされる女性も多い現在、アロマセラピーという自然の療法を取り入れてみるのも方法の一つといえます。
【使い方】芳香浴,バスタイム,マッサージクリーム(オイル),ハンカチやティッシュに染み込ませて吸入するetc.
その2こんなあなたにゼラニウム イメージ2

女性的な創造性、「意」と静かで受容的な要素の「志」を滋養するゼラニウムは、ワーカホリックな完璧主義者には理想的な精油です。このような状態に陥りがちな人の多くは、創造や直感、感覚的な体験を忘れているからです。

ラベンダーを好む人が“感情が意識を圧迫するタイプ”であるなら、ゼラニウムを好む人は“すべてに理性が優先し、自分の感情や感動に蓋をしてしまいがちなタイプ”と言えます。

もしもあなたがゼラニウムの香り強く惹かれるのなら、疲れている自分を奮い立たせ、ついつい頑張ってしまうというような面があるのかもしれません。自分の心の声、身体の声に耳を傾け、センタリング(「中心軸をつくる」)を心掛けてみてはいかがですか?

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